呼吸と心、つまり感情には大きな関係があります。
「息を吸い込んで吐き出す」という単純作業を行なっているようにも見える呼吸は、 心や感情の状態によって、浅い呼吸になったり、深い呼吸になったり、 または過度の過呼吸になってしまうこともあります。
呼吸で息を吸い込むことは、自分の周囲のものを「受け入れる」という事につながります。
怖い夢を見ている時に息を吸うという動作が止まってしまう人もいますが、 これは、怖い体験を受け入れたくないという意志の現われと言われています。
逆に、息を吐き出すことは、自分が持っている重荷や不安などを「手放す」事につながります。
緊張している時に深呼吸をしろというのは、深く息を吐き出す事によって心の不安や重荷、 ストレスなどを手放すことができるという意味があるからなのです。
呼吸と感情には意識しないところで深いつながりがあります。
感情をコントロールする事がなかなか難しくても、呼吸をコントロールする事なら誰にでも出来そうですよね。
たとえば、緊張していたりストレスを感じているときには、意識して深呼吸をするようにしましょう。
それによって不安感やストレスなどが無意識のうちに手放されて気分が少し楽になるはずです。
私達が眠っているときにも呼吸はもちろん継続しています。
このとき、脳がリラックスしている時にはα波という脳波が送られて心身ともに疲れを取ったりリラックスする事ができます。
脳のα波は、リラックスした雰囲気の中で眠りにつけば自然と分泌されるのが特徴。
アロマの香りが寝室に向いているのも、そのためなのです。